シリーズ「北陸新幹線敦賀延伸まであと1年」
2024年春、北陸新幹線敦賀延伸で石川県の金沢駅に変わって東京からの終着駅となる福井県、敦賀駅周辺の話題です。
敦賀駅周辺のおすすめスポットを今年4月高校生になるあの「アイドル」が取材してくれました。
福井県敦賀市どの程度ご存じですか?
敦賀市は福井県のほぼ中央に位置し、敦賀湾、気比神宮、気比の松原など、歴史と文化、自然が一体となった港町。

これまではアクセスのしやすさから関西や中京方面とのつながりが強かった敦賀ですが、北陸新幹線延伸で関東からも注目を集めています。
その期待に応えようと敦賀駅前の活性化も進んでいます。
今回リポートしてくれたのは、ほくりくアイドル部の加藤千夏さん。
ほくりくアイドル部は石川を拠点に、北陸の魅力や北陸新幹線にちなんだ歌や、パフォーマンスなどで地域の魅力を発信するアイドルグループです。

加藤さん、まずは去年9月敦賀駅前にオープンしたコミュニティスポットotta(オッタ)へ。オッタとは敦賀弁で「いる」という意味です。
3万冊を揃えた書店。
福井県内のおみやげも勢ぞろい!
◆ほくりくアイドル部加藤千夏さん
「すごーい!まずは福井県のご当地キャラクター、はぴりゅうちゃんたちがお出迎えしてくれてます。美味しそう!カニ、サバ、福井の越前そば。こっちには羽二重餅があります。ほくりくアイドル部の差し入れで頂くことがあるんですよ。」

敦賀といえば豊富な日本海の海の幸。
こちらは鮮魚店が経営する「フィッシュバーガー専門店」
敦賀限定メニューはカニ身パテとカニ味噌のフライに紅ズワイガニのサラダを挟んだ「かにかにWチーズバーガー」口の中でカニを丸ごと味わいます。

続いては石川とは違った敦賀のご当地海鮮丼へ。
◆ほくりくアイドル部加藤千夏さん
「こちらの丼は何て言う名前の海鮮丼ですか?」
◆料理長横田健一さん
「こちらは敦賀真鯛の活〆丼でもう一つが敦賀湾の海鮮丼になります」
地元ならでは、福井県ブランド魚「敦賀真鯛」の丼を試食します。

◆ほくりくアイドル部加藤千夏さん
「(タイの切り身が)分厚い!いただきます。凄くかみごたえがあって、ちゃんと脂がのってます。
口に入れた瞬間に夢を見てるんじゃないかっていうぐらい美味しくてこの真鯛が大好きになりました」

鉄道の旅にはお弁当も欠かせません。
敦賀駅開業を見据えて新しいお弁当を開発したというお店へ。どんなお弁当ですか?
◆気比の里代表取締役 大島昇治さん
「敦賀うまみ弁当、略して「つまみ弁当」です。」

こちらが、敦賀開業に向けた新メニュー!福井のご当地グルメ、ソースカツに昆布、敦賀の真鯛、若狭湾のへしこのおすしなど福井の食が盛りだくさん!値段にも遊び心が!
◆大島昇治さん「弁当は999円スリーナインです」
◆加藤さん「きゅーきゅーきゅー?」
まだ15歳の加藤さんにはピンとこなかったかも知れませんが、「999」=「銀河鉄道999」ですよね。敦賀市は漫画家・松本零士さんの生前にまちおこしでコラボしています。

その縁で弁当の値段も999にあやかったそうです。
◆ほくりくアイドル部加藤千夏さん
「へしこってちなみに何なんですか?」
◆大島昇治さん「これは鯖のぬか漬けになります。1年かけて醸成した鯖になります」

現在金沢ー敦賀間は最速1時間12分ですが、新幹線開業後は43分との試算がでていて、約30分短縮されます。
2024年春開業する、北陸新幹線の敦賀駅。敦賀市は色々楽しめる場所やグルメがあって、東京からの観光客だけでなく、石川県からも改めて手軽な旅行先のひとつとなりそうです。
