牧野富太郎博士を題材としたドラマの放送を前に、盛り上がりを見せる佐川町のお出かけスポットを紹介します。
(尾崎アナウンサー)
「どうも尾崎です。きょうは佐川町にやってきました。牧野富太郎博士を題材としたドラマ、らんまんの放送を前に盛り上がる佐川町、魅力的なスポットがたくさんあるんです。きょうはそのスポットを少し紹介します」

尾崎アナウンサーがまずやってきたのは、佐川地質館。“ティラノサウルス”の迫力すごいですよねえ…

館内には化石がズラリ。こちらに、とても珍しい化石が展示されるということなんです。
(尾崎アナウンサー)
「学芸員の森さんにお話を聞いていきます、よろしくお願いします。とっても珍しいものがあると聞きました」
(学芸員 森浩嗣さん)
「首長竜の歯の化石です。1億5000万年前の地層から見つかっていて当時海の中を泳いでいた海棲の爬虫類恐竜とは違って首長竜はよりヘビやトカゲに近い仲間と考えられています」

(尾崎アナウンサー)
「佐川に首長竜がいたんですね。首長竜というと首が長くてひれがあってというフォルムだと思うんですけど、大きさでいうとどれくらいなんですか?」
(学芸員 森浩嗣さん)
「首長竜はいろんな種類いましたけれども、一番大きな種類では体長10mをゆうに超えたものがいました」
(尾崎アナウンサー)
「この部屋いっぱいくらいですね、もしも人間と首長竜が鉢合わせてしまったらどうなってますか?」

(学芸員 森浩嗣さん)
「噛みつかれるくらいのことはあったかもしれませんけど、そんなに大きな頭ではなかったので食べられることはまずなかったと思います」
1億5000万年前、高知県はほぼ、海でした。佐川町ではこれまでに、海で暮らす生き物の化石がたくさん発掘されています。
(学芸員 森浩嗣さん)
「こちらはサンゴの化石です。よく見たらまるで花みたいなサンゴの断面を見ることができます。そしてこの松ぼっくりみたいな形をしていますがウニのとげなんです。非常に珍しい形をしている化石なので牧野博士もご存知だったみたいで、彼のエッセイに『おもしろい形をしたウニの化石がある』と書かれています」


今週末には、日本ではとても貴重な「魚竜」の歯の化石も限定で展示されます。
(学芸員 森浩嗣さん)
「化石って私たちの知らない生き物がこの地球にいたということを教えてくれるそこが化石の面白いところですね」
(尾崎アナウンサー)
「迫力のある歯を見てたらお腹が空いてきました。ということでやってきたのはこちらホームセンターリッチですこちらはホームセンターなのに美味しいものがあるんです」
ホームセンターの中にお店をかまえるカフェマーレ。ドライフラワーや観葉植物がとても素敵です。

一番人気のメニューは日替わり定食。この日はササミカツです!

(尾崎アナウンサー)
「サックサクでササミはフワフワタルタルソースも美味しい!お米も佐川産なんです」
尾崎アナウンサー、箸が止まりません。ペロリと完食。テイクアウトのお弁当も人気です!

(CAFE MER 店長 森田香織さん)
「日替定食のメニューはその日の思いつきで決めています。来てくださるお客さんのほとんどが毎日来てくださる方で、飽きないようにお肉だったり魚だったり日々頭を悩ましながら考えています。『美味しい』って言ってもらった時に作ってよかったなと思います」
(尾崎アナウンサー)
「店内植物がたくさんあってきれいだなと思ったんですけど、入り口にもスイセンの花があったのですが」

(CAFE MER 店長 森田香織さん)
「全部お客さんが季節の花を持ってきてくれて、今日も朝スイセンの花を持ってきてくれた」
(尾崎アナウンサー)
「本当に地元の人たちに愛されているお店なんですね」
植物いっぱいの店内に牧野博士も喜んでいるかも?これから始まる桜の季節桜の名所、牧野公園と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?