侍ジャパンは16日のWBC準々決勝でイタリアに快勝、アメリカで行われる準決勝に進出です。福岡のファンもおおいに盛り上がりました。
◆予約で120席は満席

侍ジャパンが日本で戦う最後の試合は、イタリアとの準々決勝。負けたら終わりの一戦に、東京ドームには4万人を超えるファンが詰めかけました。
RKB本田奈也花「試合開始5分前を切りました。きょうは平日ですがこちらのスポーツバーは予約でいっぱいだそうです」
ファン「きょうの注目選手は村上選手で、5番で緊張感もほぐれて1発出るかなと期待しています」「吉田正尚選手のファンです』
Q.タカガールの方に聞いてみましょう、誰のファン?
「ヌートバー選手です。ホームラン打って欲しい」「きょうは絶対に負けません!」「ガンバレ!日本!」
◆大谷、ヌートバー……人気選手の活躍に大盛り上がり

ファンの期待を一身に背負い、先発マウンドに立ったのは二刀流・大谷翔平。1回、まずは先頭バッターを146キロのスプリットで空振り三振に切って取ると、その後ヒットを許したものの、落ち着いて後続を抑えます。
RKB本田奈也花「パブリックビューイングのみなさんも、ハイタッチなどをして喜んでいます』
(1回裏、ヌートバー選手の打席)『ヌー!!レッツゴー!ヌー!』
RKB本田奈也花「ヌートバー選手からヒットが飛び出しました』
ヌートバーファンの女性『かっこいいです。さすがです』
2回の大谷は、先頭バッターに164キロのストレートを甲斐のミットめがけて投げ込み、空振り三振。球場をわかせます。
RKB本田奈也花「大谷投手が三振を決めると、拍手や歓声が起こっています」
◆ホークス近藤がチャンス広げ
一方の打線は3回、ホークスの近藤が選球眼のよさを発揮、2打席連続のフォアボールで出塁すると、打席には1次ラウンドの打率が5割の大谷が、なんとここでセーフティーバント! 相手の意表を突く攻撃でチャンスを広げます。1アウト3塁1塁の絶好の場面でバッターは4番・吉田正尚! 内野ゴロの間に近藤がホームに生還、1点を先制します。
RKB本田奈也花「侍ジャパン1点目が入りました。ハイタッチなどをして喜んでいます」
「1点決めたので、このままの勢いで勝ちましょう!」
◆エース大谷を打線も守備も支える
勢いづいた侍ジャパンは、ランナー2人を置いて、6番岡本の3ランホームランでリードを広げます。
RKB本田奈也花「岡本選手のホームランです。ガッツポーズして喜んでいます。きょう一番の盛り上がりです」
ファン「最高です!」「(お酒が)進みますね、気持ちいいですね」
先発の大谷は4回、徐々に疲れが見え始めますが、連続三振を奪うなど、気持ちのこもった投球を見せます。一発出ればたちまち1点差となる場面でも、レフトの吉田正尚らバックが堅い守りで援護します。
RKB本田奈也花「ヌートバー選手の好守備が出ました。会場が一つになって大きな拍手に包まれています』」
ところが大谷は5回に満塁のピンチを招くとタイムリーを打たれ、2点差に…惜しくもここで降板となったものの、ファンからは温かい拍手が送られました。
ファン「ここまでよく投げてくれました。この後はバッティングで活躍してほしい」「後続の投手も頑張ってくれると思います」
◆村上、復活のタイムリー
一発出れば逆転の場面で、打席にはイタリアの4番バッター。ここは2人目で登板した日本ハムの伊藤がしっかり踏ん張ります。ピンチを脱した侍ジャパンはその裏、チャンスを作ると、5番に入った村上が復活を印象づけるタイムリーを放ちます。
RKB本田奈也花「村上選手に、長打が飛び出しました。ペッパーミルポーズも出てきています」
「最高です」「カンパーイ」
前の打席でホームランの岡本は、続くチャンスでタイムリー、1人で5打点を稼ぎます。逃げ切りを図る日本は6回、北九州市出身のDeNA・今永が登板。2者連続三振と文句なしのピッチングを見せます。7回からは36歳のメジャーリーガー、ダルビッシュが先頭バッターから見逃し三振を奪うと、このイニングを三者凡退に抑え、甲斐とハイタッチを交わします。7回裏には……。
RKB本田奈也花「吉田正尚選手に、ホームランが出ました! 立ち上がる人やハイタッチをする人、ペッパーミルポーズをする人もいます。お祭り状態です!」
◆準決勝はアメリカと対戦
最後までイタリアを圧倒した侍ジャパン。アメリカで行われる準決勝に駒を進めました。
RKB本田奈也花「侍ジャパン、イタリア相手に9対3の快勝です。会場はあたたかい拍手を送っています。大盛り上がりです」
ファン「先発の大谷が良いピッチングをしてくれた、ナイスピッチング」「いえーい日本!!」「岡本選手が打点を取ったので次も期待したい」「次は村上のホームランが見たい」「甲斐選手のリードも最高でした」「九州の人なのでめっちゃ応援しています」