愛媛県内で初めて開かれる女子ゴルフのステップアップツアー、大王海運レディスオープンが16日、愛媛県松山市で開幕し、西条市出身の丹萌乃選手が今シーズン開幕戦の初日に挑みました。

あすのトッププロを夢見る女子ゴルファーの育成、強化の場として大王海運が新設したこの大会。

選手108人が出場する中、注目はプロ2年目の丹萌乃。

去年はステップアップツアー、賞金ランキング13位と上位争いを演じた丹は、1番パー4のバーディパット。

およそ8メートルをピンそばにピタリとつけ、まずはパーで今シーズンをスタートします。

そして2アンダーで迎えた6番のパーパット。
ここは決めきれずにボギーとすると、続く7番も連続ボギーでスコアはイーブンに。

それでもショットが安定していた丹は8番のバーディに続き、続く9番、5メートルのバーディパット。
わずかに外れますが前半を1アンダーで折り返します。

しかし16番パー3のティーショットはグリーンの右へ。

それでも10メートルのバーディパットを…
ピタリとピンに絡めてパーセーブ。
崩れません。

結局、丹は、1オーバー73で我慢の初日となりましたが、トップとは6打差、あすからの猛チャージに期待です。

そしてホールアウト後に行われたあるセレモニー。

実は3番ショートホールで「ホールインワン」を決めた丹萌乃。
地元、初開催の開幕戦で強烈なインパクトを残しました。

丹萌乃選手
「地元の大会でいろんな人が応援しに来てくれていて、そのホールも皆が見てくれていたので本当にうれしかった。今年の目標はまずは去年できなかったステップアップツアー1勝を目標にやっていって、でも複数回優勝したいとは思っているので、まずは1勝目指して頑張りたい」