マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群・SFTSに、鳥取市に住む80代の女性が感染していることが16日わかりました。鳥取県内では今年1例目で、全国では今年5人の感染が確認されています。

女性は今月8日に発熱や食欲不振で動けなくなったため医療機関に救急搬送され、遺伝子検査の結果今日SFTSの感染がわかりました。現在も入院していますが、快方に向かっているということです。

SFTSはウイルスを持つマダニに咬まれることにより感染するとされ、鳥取県は農作業やレクリエーションで野山にでかけるときは、長袖などを着て肌を出さないこと、ダニが寄らない虫よけ剤を使うことなどを呼び掛けています。