今月3日に亡くなった愛媛県内子町出身のノーベル賞作家、大江健三郎さんの業績を紹介する追悼コーナーが、松山市の図書館に設けられました。
16日から松山市立中央図書館に設けられている追悼コーナーには、大江さんの小説のほか、核や平和、憲法などに関する大江さんの思いを綴った書籍や、ゆかりの資料などおよそ80点が並んでいます。
大江さんが高校生の頃、図書館で借りた「トム・ソーヤーの冒険」の洋書です。
貸し出し記録には手書きで「大江」と記されています。
また、大江さんが1990年に松山に戻った際に記した芳名帳も公開されています。
芳名帳には、日付とともに、生前、大江さんが好んで読んでいたという中野重治の詩、「十月」の一節が書かれています。
図書館によりますと、死去のニュースが流れて以降、大江さんの著書に関する問い合わせが増えているということで、担当者は「この機会に作品に親しんでもらえれば」と話していました。
展示は、来月30日まで行われる予定です。
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