15日に開かれた参議院の本会議で、政治家女子48党のガーシー参院議員が除名を宣告されました。当選から8か月、国会に一度も姿を現さなかったガーシー議員は、国会議員の資格を失いました。
ガーシー議員“除名”「志半ばでクビに…」
結局、最後までその姿を国会に見せることはありませんでした。

尾辻秀久参院議長
「国会法第122条第4項の規程により、ガーシー君を除名する」
3月15日、開かれた参院本会議で、政治家女子48党のガーシー参院議員に「除名」が宣告されました。

国会議員の除名は72年ぶり、戦後3例目。「国会欠席」が理由となるのは初めてです。
自民党 世耕弘成参院幹事長
「今回、懲罰という事態に至ったことは大変遺憾」
立憲民主党 田名部匡参院幹事長
「全国民の代表であるという自覚が全くなかったと言わざるを得ない」
当のガーシー元参院議員は、14日、滞在先のドバイからJNNの取材に応じ、自身に投票した有権者に向けて…

ガーシー元参院議員
「国会議員を志半ばでクビにさせられたことが、僕に票を入れてくれた人たちには申し訳なかった」
一方で警視庁は、ガーシー氏の関係先を、著名人などに対する「常習的脅迫」などの疑いで家宅捜索していますが、ガーシー氏は帰国せず、任意の事情聴取の要請に応じていません。
警視庁はガーシー氏の「今後の動向を注視する」としています。















