SNS上での防災や観光情報の発信を強化しようと、高知市の企業と室戸市が協定を結びました。

室戸市と協定を結んだのはDX化の支援などを行う高知市の企業「アニバーサリーコンシェル」です。「アニバーサリーコンシェル」は「LINE」のアプリ上で、自治体などがコミュニティを作って情報発信できるプラットフォーム「デジタル町一丁目」を運営しています。

室戸市は、協定に基づいてこのプラットフォームを活用し、回覧板のデジタル化や防災情報の提供、市外に向けての観光情報の発信を行いたい考えで今後は、町内会単位での活用などについても議論が進められる予定です。

(室戸市 植田壮一郎 市長)
「LINEを使って日々の行政の情報などが上手に住民の中に吸収されるような町になるとありがたい」

(アニバーサリーコンシェル 福島元幸 社長)
「命を守るきっかけを町内会の組織単位でチームを組んで避難場所とかを守っていこうということのきっかけを室戸市でできることに意義を感じている」

アニバーサリーコンシェルは同様の内容のサービスを、県内の他の市町村にも広げていきたいとしています。