県によりますと県内の60歳以上の人口は増加している一方で老人クラブの会員数は1996年度の9万2708人をピークに年々減少し、入会率も44.6%から昨年度は16.3%にまで落ち込んだということです。
これに伴い老人クラブの数も昨年度は984と最も多かったころに比べ、3割以上減少しています。
背景として県は、60歳をすぎても仕事をする人が増えるといったライフスタイルの多様化や新型コロナの影響で催しの機会が減ったことなどをあげています。
深澤さん:
時代の流れでしょうがないと思うが5、6年経って、今の50代、60代の人で老人クラブをやりたい人が出てきてくれれば続けてほしい。
今後も部活動はそれぞれ継続するということですが、会全体で行っていた清掃ボランティアなどは有志の手に委ねられることとなり、地域の活力維持が危ぶまれています。














