島根県の丸山達也知事は3月14日の定例記者会見で、列車内でのマスク着用を個人判断とする方針を示したJR東日本について「お客さんをお客さんだと思っているかどうか疑問な会社が生活インフラの主軸にある地域は大変。
お年寄りや体の弱い人は山手線は使わないでくれと言っているようなもの」などと批判しました。
これに先立ちマスク着用が個人の判断に任されるようになったことについて問われた知事は、手洗いと密回避に並んで基本的な感染防止対策とされていたものが、やらなくても良くなり、感染防止の呼びかけようがなくなっているとの認識を示しました。
そして、「私からすればマスクの脱着は自助のみならず共助の観点含めて判断をお願いしたい」と述べ、他者への感染予防の点から必要な場面でのマスク着用を引き続き勧めたいとしました。