最新のデジタル技術でデータ化したミレーの代表作が、甲府市の県立美術館で上映されています。

幅およそ7mの大型スクリーンに映し出されているのは、山梨県立美術館が所蔵するミレーの代表作です。

県立美術館は、作品の魅力発信と記録保存のため、2020年度からミレーの「種をまく人」や「落ち穂拾い、夏」など9つの作品を「超高精細画像」と呼ばれる最新のデジタル技術で撮影し、データ化しました。

この技術は、500円玉の大きさの範囲に8000から1万の色の粒を再現することで、筆跡などの細部まで見ることができるもので、現在、データ化した作品が4Kプロジェクターで上映されています。

この上映会は、3月26日まで開かれています。