岡山県倉敷市の男子中学生が行方不明となり、13日で4か月を迎えます。
これまでに愛媛県内での目撃情報も寄せられていて、家族が引き続き情報提供を呼び掛けています。

岡山県倉敷市の中学3年生・梶谷恭暉さんは、去年11月13日午後2時半ごろに自宅で家族が見たのを最後に行方が分からなくなっています。

警察のこれまでの調べでは、梶谷さんの服装と似た人物が広島県のJR三原駅まで移動していたことがわかっていて、自宅から姿を消した翌日、尾道市の生口島の路上で梶谷さんのスマートフォンなどが見つかっています。

また梶谷さんの家族によりますと、年末に松山市内の温泉施設を利用した人から目撃情報が寄せられ、動画で音声を確認してもらったところ「かなり似ている」という回答があったということです。

しかし、その後は有力な目撃情報もほとんどなくなっていて、梶谷さんの父親は「心配は尽きませんが、元気でいてほしいとそれだけが望みです。あなたは一人じゃない、落ち着いたら安心して帰ってきてください」と話しています。

梶谷恭暉さんは身長170センチくらいで、黒色の短髪、行方不明となった当時、黒色で無地の長袖を着て、白または灰色の長ズボンをはいていたということです。

些細な事でも心当たりのある人は、最寄りの警察署または岡山の倉敷警察署086-426-0110まで情報提供を呼び掛けています。