今月1日の解禁から不漁が続いていたホタルイカ漁ですが、滑川市でようやく1000キロを超える水揚げがあり、漁業関係者は「神頼みのおかげ」と安堵の声があがりました。滑川市の店では、獲れたての“生ホタルイカ”のしゃぶしゃぶセットも始まりました。

かごいっぱいに入るホタルイカ。

去年同時期の水揚げの写真

写真は去年のものですが、このくらい獲れたと漁業関係者が写真を送ってくれました。

ホタルイカ漁は今月1日の漁解禁以降、不漁が続いていましたが、滑川漁港ではきのう、1100キロ。きょうは1002キロと、ようやくまとまった水揚げが続きました。

解禁初日、ホタルイカ1匹300円で販売していた鮮魚店では、100グラムあたり750円、10匹入り1パックで562円から645円で販売していました。

まだ家庭向けには値段が高めだといいます。

滑川漁港では、これまではもっとも多い日でも3キロ。今月9日は最低のわずか3匹で、豊漁を願って、ホタルイカを漁港の神棚に供えていました。

漁港関係者は「神頼みのおかげ」とほっとした様子で話します。

滑川市のカネツル砂子商店ほたるいかミュージアム店では、ようやく獲れたてのホタルイカをメニューとして提供できるようになりました。

しかも、朝獲れたばかりの生のホタルイカをしゃぶしゃぶで食べられます。