富山労働局が発表した富山県内の1月の有効求人倍率は1.59倍と、8か月ぶりに前の月を下回りました。

富山県内のことし1月の有効求人倍率は1.59倍で、前の月から0.03ポイント低下、去年5月以来、8か月ぶりに前の月を下回りました。

求職者が増えた一方で、有効求人数が低下したことが要因です。

新規求人数では、コロナ禍からの経済回復による物流の増加などを背景に、運輸業・郵便業で大きな伸びがみられます。

富山労働局は、「雇用情勢に改善の動きがみられるが、感染症や物価上昇が与える影響に注意する必要がある」として、8か月連続で判断を据え置いています。