今月16日、イギリス・ロンドンの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで、ウクライナから避難した人々が戦火に包まれた母国に向け、歌声を響かせます。
イギリス・ロンドンの教会に響く歌声。ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団とともに練習しているのは、ロシアによる侵攻を逃れウクライナから避難してきた人たちです。
今回の合唱団にはこうした人々が参加しているため、初心者からプロまで多様なメンバーとなりました。そのため、選ばれた歌も、プロでなくても歌えるアリアやウクライナ民謡と幅広いものになりました。
それぞれ人の技術に差はあれど、その思いは一つです。
合唱団のウクライナ人メンバー
「私たちは『歌う国』として知られていました。私たちの文化にとって、歌というのは非常に大切なものです」
ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団のディレクター
「最も感動するのは、彼らがウクライナの音楽を歌うときです。故郷、母国語、母国の音楽と、彼らがここでやっていることの間に特別なつながりがあることを聞くときです」
ウクライナに捧げる歌は、今月16日にロイヤル・オペラ・ハウスで歌われます。
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