東日本大震災から11日で12年となりました。各地で犠牲者の追悼が行われる中、3人が死亡し、1人が行方不明のままとなっている青森県内でも、人々が鎮魂の祈りを捧げました。

2011年3月11日に起きた東日本大震災。警察庁によりますと、ことし3月1日の時点で死者は1万5900人、行方不明者は2523人となっています。八戸市では津波で1人が死亡、1人がいまも行方不明となっています。蕪嶋神社で執り行われた慰霊祭では、地震が起きた午後2時46分になると、約200人が、12年前のあの日に思いをはせながら、海に向かって黙とうをささげ犠牲者を悼みました。

※黙とうをささげた人は
「残された方々の気持ちを考えると大変な12年だったと思う。何年たっても忘れることができない」
「毎年ここにきています。子どもたちや孫たちにも伝えていかないといけない」

2人の尊い命が奪われた三沢市では、漁港で追悼集会が開かれました。参列した人は亡くなった人と親交があった人が多く、海に花を手向けて深い祈りを捧げました。

※三沢市漁業協同組合・熊野稔組合長
「私の頭の中ではそんなに時間がたっていないときょう改めて思い起こした。2人の冥福とともに災害が2度と起きてほしくないと一番に祈った。亡くなった人の遺志を継ぎながら漁業がもっともっと振興していくようにがんばりたい」

震災から12年。復興への歩みが進む中、人々は、犠牲者への祈りをささげることであらためて震災への思いを強める日となりました。