キリスト教系の宗教団体「エホバの証人」の集会が開かれていたドイツの宗教施設で銃撃事件が起き、容疑者を含む8人が死亡しました。容疑者は元信者の35歳の男で、犠牲者の中には胎児も含まれていたということです。

「誰かが銃撃したようだ」
「どうなっているんだ!」
近所の住人がその瞬間を目撃していました。

動画を撮影した人
「大きな銃声が聞こえました。男が開いた窓から、持っていた銃で撃っているのを見ました」
9日、ドイツ北部・ハンブルクの宗教施設で銃撃事件が起こりました。
扉を開け、次々と施設へと入る武装した警察官。

銃を構えながら慎重に階段を上がっていきます。今回の事件では8人が死亡しました。

現場近くにいた人
「銃声が聞こえました。連続で12発です」
「この街でこんなことが起きるとは」
施設では当時、キリスト教系の宗教団体「エホバの証人」の集会が開かれていて、50人が参加していたということです。

地元当局の会見(10日)
「容疑者は警察が到着した後、2階へと逃げ、そこで自殺しました。死者には胎児も含まれています」
容疑者について、年齢は35歳で1年半前までエホバの証人の信者だったということです。














