まだ住民が寝静まる未明の街にひびいた轟音。富山県入善町で突然、納屋から火花が出る火事がありました。屋根には大きな穴があいていて、警察は出火の原因は落雷とみています。
10日午前3時17分ごろ、入善町新屋の会社員、吉野秀一さん(59)の納屋から火花が出たのを、近くの住民が目撃、消防に通報しました。
納屋の木材の梁から煙が出ていて、消防が放水し、消し止めました。
警察が消防とともに、現場を実況見分したところ、納屋の瓦屋根に直径およそ50センチの穴があいていて、瓦は粉砕、屋根板が焦げるなど、激しく損傷していたということです。
通報の直前、この地域では空気が不安定になり、大きな落雷があったということで、警察は落雷が出火原因とみています。
この火事によるけが人はいませんでした。














