今月1日の解禁初日から不漁が続くホタルイカですが、きょうの滑川漁港の水揚げは、これまでで最低のわずか3匹でした。漁港ではホタルイカを売らずに、港にある神棚に供えたということです。
ホタルイカに期待する県民からは「ホタルイカどこいったの?」の声も。
滑川市では、夜に船上から幻想的なホタルイカの発光を楽しむ「ほたるいか海上観光」があと3週間あまり後に予定されています。「早くホタルイカが来てほしい…」関係者は祈っています。


ホタルイカが観光の目玉としている滑川市。しかし、滑川漁港では、ホタルイカの水揚げがたった3匹でした。漁港の関係者によりますと、きょう水揚げされた3匹は売らずに、滑川漁港にある神棚に供えたということです。

豊漁を願い、運を天にまかせるしかないのでしょうか。3月1日のホタルイカ漁解禁からきょうで9日目。1日は59匹で0.5キロ。浜根は1匹186円で店では1匹300円で売られていました。

2日は3キロ獲れて今後に期待が高まりましたが…
3日は1.8キロに減少
4日は18匹
5日は15匹
6日は0.6キロで、浜値が1匹350円から400円ほどでした。
7日は7匹
8日は12匹
そしてきょう9日は3匹でした。

ホタルイカは深海に生息していますが、滑川漁港の関係者は「これから海が荒れたりして、富山湾の水がかき混ぜられるとか、そんなことでもないとホタルイカはやってこないんじゃないか…」と悲観的な言葉をもらしました。














