福岡市のほとんどの公立中学校で9日、卒業式が開かれました。新型コロナの影響で制限されていた校歌斉唱も行われました。
◆3年ぶりの校歌斉唱

福岡市中央区の警固中学校では、149人の卒業生が保護者に見守られながら巣立ちの日を迎えました。卒業生は1人ずつ演壇に上がり、卒業証書を受け取りました。
入学以来3年間、新型コロナの影響を受けてきた世代ですが、最終日の9日はマスクを外して式に臨む卒業生もいて、晴れやかな表情を見せていました。また、これまで制限されていた卒業式の校歌斉唱も3年ぶりに行われました。
◆約1万3000人が巣立つ

卒業生の平塚琉花さん「初めてマスクを外しての行事だったので、仲間たちの表情をしっかり見ることができて、最後だけれどとてもうれしかったです」
福岡市では9日、68の中学校で合わせて約1万3000人の卒業生が学び舎を後にしました。