きのうの国際女性デーにあわせて、国会でも選択的夫婦別姓の実現や女性議員を増やすことをめざす会合が開かれ、与野党の議員が集まりました。

選択的夫婦別姓の実現を求める集会では、主催するNPO法人が「最高裁は議論を国会に委ねている」として、議員に法改正の必要性を訴えました。

立憲民主党 泉健太 代表
「『三権の不作為』」ということで、国会の側も本当に重大なこととして受け止めねばならない」

共産党 志位和夫 委員長
「実は文句を言っているのは、政権党の一部の議員に過ぎない」

また、与党・公明党の古屋副代表も「制度の導入が豊かな社会を作っていくことに通じる」と応じました。

立憲民主党 西村智奈美 代表代行
「女性が政策決定の場に行くことでいろんなことが変わる。焦点となってくる政策課題が変わってくる。議論の進め方も変わってくる」

また、国会内で開かれた別の集会では、日本の地方議会の女性議員の割合は全体の15%にとどまっているとのデータが紹介され、来月の統一地方選で女性が議席の半分を獲得することをめざすとの声があがりました。