キユーピーは植物由来の原材料を使ったブランド「GREEN KEWPIE」を立ち上げました。卵やチーズなどを使わないドレッシングを発売します。

新ブランドの第1弾として今月16日から販売するのは、卵黄やチーズなどの動物由来の原材料をほとんど使わずに豆乳やみそなどの植物由来の原材料を使ったドレッシングです。

ごまとシーザーサラダの2商品を発売。消費者の健康志向を意識してカロリーを25%カットしました。

「GREEN KEWPIE」は卵などを使わずに植物由来の原材料を主に使用し、健康や地球環境に配慮した商品の展開を予定しています。

すでに発売している代替卵「HOBOTAMA」のパッケージも新ブランドにあわせて変更されます。

調査会社によりますと、植物由来の原材料を使い畜産物などに似せた食品、「プラントベースフード」の市場は欧米を中心に1兆円以上の規模に広がっていて、キユーピーは2030年までに国内や欧米などで売り上げ100億円を目指します。

キユーピーは代替食市場が広がるとともに、料理に不可欠な調味料についても植物由来の原材料を主体とした商品のニーズも増えるとみていて開発を進める考えです。