3月4日にグランドオープンした桂浜公園に、植物アートが設置されました。高知県産の花をふんだんに使ったオブジェが観光客を迎えます。
(木岡真理奈アナウンサー)
「雄大な太平洋を望むここ桂浜に新しくできたのがこちら。植物のオブジェです。クジラの形をしていてかわいらしいです。今は花を一つ一つ植えつける作業が行われています」
幅3メートル、高さ1.9メートルの大きなオブジェ。設置作業最終日の8日、スタッフが県産のビオラ3500ポットを根から植え込み、クジラの色や形を表現していきました。オブジェの設置は桂浜公園のリニューアルと「らんまん」の放送に合わせて企画され、植物アートを手がける東京の会社と、県内の造園会社「葉山庭園」が協同で制作しています。オブジェには潅水装置が設置されていて、潮を吹く演出とともに植物に水を与え、成長する過程も楽しめる“生きた”オブジェなんです。
(オブジェを手がけるネバーランドインターナショナル 宮崎雅代 代表)
「まず高知らしいもの、桂浜にふさわしいもの、いろんな人が見てすぐに理解できる形、やっぱりかわいらしく、そういう所を考えました。これが10日くらい経つとしっかり根付いて奥の方にあるつぼみがだんだん開いてきますし、おなかの部分を作っているキンメツゲの植木も新しい芽が吹いてきて、命を感じる“生きたオブジェ”だと思っているのですごく楽しみです」
桂浜公園にはクジラのほか、県産の植物を使ったオブジェが合わせて4か所に設置され、春の桂浜を彩ります。オブジェは4月23日まで設置されます。