激しい戦闘が続くウクライナ東部の要衝バフムトをめぐり、ロシアの国防相は「制圧することでさらなる攻撃が可能になる」と述べ、ロシアにとって制圧が重要だとの認識を示しました。
ロシアのショイグ国防相は7日、軍幹部らとの会議で、ウクライナ軍との激しい戦闘が続く東部ドネツク州の要衝バフムトについて、「東部におけるウクライナ軍の重要拠点だ」と指摘しました。そのうえで「ここを制圧することでウクライナ軍へのさらなる攻撃が可能となる」と述べ、ロシアにとってバフムト制圧が重要だとの認識を示しました。
ロシア国防省は今月4日にショイグ氏がドネツク州の司令部を視察したと発表していて、前線の部隊を引き締める狙いもあるとみられます。
バフムトをめぐっては、ウクライナのゼレンスキー大統領も、撤退せず戦闘を続ける考えを示しています。
一方、ベラルーシの国営通信社によりますと、ルカシェンコ大統領は7日、ベラルーシの空軍基地で先月、ロシア軍のA50早期警戒管制機が損傷した爆発をめぐり、20人以上を拘束したと明らかにしました。
ウクライナの情報機関の協力者らだとしていて、ウクライナやアメリカのCIA=中央情報局が背後で支援したと主張しています。
ルカシェンコ氏は「我々を紛争に引きずり込もうと考えているのであれば、それは間違いだ」と述べています。
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