日韓の両政府が解決に向けて歩みだした日本企業の徴用工への賠償問題をめぐり、戦時中、富山の機械メーカー「不二越」で強制労働を強いられたと訴える韓国の原告の支援団体が、7日記者会見を開き、「企業側からの謝罪を強く求めたい」と訴えました。
不二越訴訟支援北陸連絡会 中川美由紀さん:
「お金を原告にくれてやるというような、こういうやり方に対しては…、許せないです」

怒りをあらわにしたのは、元徴用工をめぐる訴訟の原告である「元朝鮮女子勤労挺身隊」の女性たちを支援してきた不二越訴訟支援北陸連絡会の中川美由紀さんです。

徴用工とは、太平洋戦争の最中、日本の統治下にあった朝鮮半島から動員され、日本の工場などで働かされた人たちのことです。
その徴用工問題をめぐって、6日韓国が解決策として最高裁が2018年に命じた日本製鉄と三菱重工業への賠償金の支払いについて、政府傘下の財団が肩代わりすると発表しました。















