沖縄に修学旅行に行く山形県遊佐町の中学校が、驚きの事前学習を行っています。
それは…演劇です。
遊佐町立遊佐中学校は、戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶため、2008年から沖縄での修学旅行を行っています。
コロナ禍で4年ぶりとなる今回、より主体的なものにするために取り入れたのが、2年生が全員参加する演劇です。
タイトルは「命(ぬち)どぅ宝(たから)」。
戦火の沖縄を舞台に理不尽な理由で命を落とさなければならなかった人々を描き、きょう(7日)発表会が行われました。出演者はもちろん、監督、脚本、舞台を盛り上げる合唱隊、照明や大道具まで、全て、生徒たちが担当しました。
大きなの拍手の中、無事、発表が終わりました。
演じた生徒「命どぅ宝。劇のタイトルになっているところに一番力を込めました」「命が一番大事だよ命が宝なんだよというのを込めたワンフレーズです」
2年生90人で作り上げた演劇。
修学旅行を前に大成功となったようでした。
