中国の秦剛外相は、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり「対話と平和交渉のプロセスを早く始めるべきだ」と改めて主張、また、これまでの兵器提供も否定しました。
秦剛外相は7日の会見で、ウクライナ情勢について「本来なら回避できる悲劇であり、ヨーロッパの安全保障上の矛盾が噴き出たものだ」と指摘。「中国は危機の当事者ではなく、衝突したどちら側にもこれまで兵器を提供しなかった」とも強調しました。そして。
秦剛外相
「核心は、平和を進め、交渉を促すことだ」
中国が先月、停戦を促していることに触れて和平交渉を早く進めるべきとしましたが、ロシアに対する経済制裁には反対する考えをあらためて示しています。
一方、秦外相は台湾問題については「いかなる外国も干渉する権利はない」とアメリカをけん制。「祖国の平和的統一を実現するため最大限の努力をする」と強調しながらも、「我々は、祖国統一を実現するためにあらゆる必要な選択肢を持っている」として、武力による統一も排除しない構えを見せました。
注目の記事
「睡眠はだいたい2時間」高市総理ハードワークの舞台裏 大量の資料を持ち帰り、昼も執務室にこもりっきり…アクセル全開で“向かう先”は?

「お金ばっかり貰いやがって」ハンター出動”拒否”問題の顛末「誰にものを言ってるのよ?」トラブル発端の副議長が直接謝罪 約1か月半にわたる騒動

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









