NHK党のガーシー参院議員は、現在滞在しているトルコで取材に応じ、あす予定されている「議場での陳謝」に向けて帰国しないと表明しました。
NHK党 ガーシー参院議員
「帰国はしません。はい。きょう、チャーター用意していただいた方にもお断りを入れ、陳謝動画の方を立花党首の方にお渡ししました」
ガーシー議員をめぐっては、あす午前10時からの参院本会議で懲罰処分である「議場での陳謝」を行うことが決まっていました。
これに向けて帰国するかが注目されましたが、ガーシー議員は日本時間のきょう午後3時ごろ、「帰国はしません」と表明しました。その理由については、こう説明します。
NHK党 ガーシー参院議員
「やっぱり警察当局も含め、まだ見えない部分が少し多すぎるので。やっぱり答えが出てない部分がちょっと多すぎるので、その辺のあたりもきちっと出てからじゃないと、ちょっと帰国できないなという決断になりました」
ガーシー議員は現在、トルコに滞在し、大地震の被災地を訪問するなどしています。「惨状を見た以上、自分ができることを少しでもやってから帰りたい」とも述べました。ガーシー議員は、自らが陳謝する動画をNHK党の立花党首に預けたということです。
一方でガーシー議員は、「今月中には帰国したい」「日本に帰ったら、議員としての仕事をしようと思っている」とも話しました。
NHK党 ガーシー参院議員
「歳費はすべてN党にお預けしますということで、僕自身は受け取る気はないと。すべてN党預かりにしようと思ってます。税金泥棒と言われたくないからこそ、歳費を戻しますし、それで一つ、まず国民の憂いが一つでも消えれば、少しは怒りもおさまるのかなと思ってます。もちろん、国会議員としての仕事は、日本に帰ったらしようと思ってます」
ただ、ガーシー議員があすの参院本会議を欠席すれば、与野党ではさらなる懲罰に向け協議が始まる見通しで、ガーシー議員は国会議員は「除名」処分となる可能性が濃厚です。
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