大正時代に活躍した画家・竹久夢二の、舞台芸術をテーマにした企画展がきょう(7日)岡山市中区で始まり、初展示の作品も並びました。

面長の顔に大きな瞳が印象的な、「夢二式美人」が描かれた楽譜です。

夢二郷土美術館で行われている企画展で、初めて展示されました。夢二が活躍した大正時代は西洋の舞台も親しまれ、夢二は舞台の大道具も手がけていました。時代劇などの監督を務め、おととし亡くなった牧口雄二さんが愛した本や絵はがきなど、約360点のコレクションも初めて公開されています。

(夢二郷土美術館 小嶋ひろみ 館長代理)「夢二が活躍した当時の舞台芸術を感じていただくとともに、それが今にどうつながっていくのかな、ということも感じていただきながら、夢二の作品を楽しんでいただければと思います」

企画展「夢二と舞台芸術」は6月4日まで、夢二郷土美術館で行われています。