ウクライナ情勢です。ウクライナの首都、キーウ近郊のブチャでは、8人の市民がロシア軍に殺害されてから4日で1年となり、追悼式が行われました。一方、東部ドネツク州のバフムトをめぐっては、ウクライナ軍が一部撤退する可能性が高いとの分析も示されています。
キーウ近郊ブチャに飾られた8人の男性の遺影。ウクライナ当局によりますと、8人は侵攻開始直後の去年3月4日、進軍してきたロシア軍によって殺害されました。
それから1年に合わせ追悼式が行われ、訪れた人々が花を手向けました。遺族の1人は、「この1年はウクライナにとって最も困難で恐ろしい年でした」、「この痛みや悲しみは言葉では言い表せません」と話しています。
ブチャではこれまでに400人を超える市民の殺害が明らかになっていて、ICC=国際刑事裁判所などが戦争犯罪として捜査しています。
一方、ロシア側が「実質的に包囲した」と主張する東部ドネツク州の要衝バフムトをめぐり、ウクライナ軍の報道官は、アメリカCNNに対し、「ウクライナの支配下にある」と述べ、抗戦を続けていることを明らかにしました。
バフムトをめぐっては、イギリスの国防省が4日、ウクライナ側の補給ルートが少なくなってきていると指摘したほか、アメリカの戦争研究所は、ウクライナ軍が一部撤退する可能性が高いとの分析を示しています。
こうしたなか、アメリカNBCによりますと、西部アリゾナ州でウクライナのパイロット2人が、「F16」戦闘機などを操縦するための訓練にどれくらいの時間がかかるかを判断するためシミュレーションに参加しているということです。
欧米各国は、これまでのところウクライナが求める戦闘機の供与には応じておらず、当局者はあくまで「技能向上のため」であり、戦闘機を供与しないという姿勢に変わりはないとしています。
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