中国の衛生当局は今月2日までの1週間で、新型コロナに感染して医療機関で死亡した人はいなかったと発表しました。去年12月に感染が急拡大して以降、1週間の死者数が「ゼロ」になるのは初めてです。

中国疾病予防管理センターによりますと、先月24日から今月2日までの1週間で、新型コロナに感染して医療機関で死亡した人はいませんでした。

中国では、去年12月にゼロコロナ政策を転換してから感染が急拡大し、1日あたりの死者は最も多かった1月4日には4273人に上りました。

しかし、その後、死者は徐々に減少し、1日の死者の数も先月23日に「ゼロ」になっていました。

ゼロコロナ政策が終了した去年12月8日以降の死者は、合わせて8万3255人となっています。