トルコ南部にある国立病院が大地震で倒壊し、医師や患者らが死亡しました。11年前の耐震検査で「不合格」とされた建物で、医師会が地元の行政トップなどを刑事告発しました。

記者
「集中治療室が入っていた6階建ての建物だったんですが、今回の地震で完全に壊れてしまいました」

地震発生前の南部・イスケンデルンにある国立病院の写真です。先月の大地震で一棟が倒壊し、医師会によりますと、70人が死亡しました。

2012年の耐震検査で「不合格」と判定されていた建物で、病院が今後の課題として公表していました。対策を取ったかどうかはわかっていません。

病院横の薬局経営者
「地震が起きたときこそ病院が必要です。地震に耐えられるものを作らなければいけません」

医師会はイスケンデルンの行政トップや病院長などの刑事責任を追及するため、地元の検察庁に刑事告発しています。