巣立ちの春。愛知県内のほとんどの県立高校で卒業式が行われました。「マスクは個人の判断」とされた中、卒業生は…

愛知県では3日、127の県立高校で卒業式が行われ、愛知県犬山市の犬山南高校では、卒業生129人が門出を迎えました。

犬山南高校は4月から学校名が「犬山総合高校」に変わり、現在の普通科から「デジタル人材」の育成などに力を入れる総合学科になります。

卒業式でのマスクの着用は国の方針に基づいて個人の判断に委ねられましたが、卒業生の多くがマスクで式に臨みました。

(犬山南高校卒業生 鈴木祐奈さん)
「(マスク)着けていました。やっぱりまだコロナが怖いです」

(犬山南高校卒業生 江森成都さん)
「記念に僕はマスクを外して卒業式を迎えました。うれしかったです」

3年間の思い出を聞くと…。

(犬山南高校卒業生 松山水樹さん)
「新しく部活を立ち上げたのが思い出で、eスポーツ同好会ができてテレビで取り上げてもらった」

松山さんは去年CBCテレビ「チャント!」のコーナーに、「eスポーツ同好会」の部員として出演。反響は大きく、印象に残っているといいます。

今後の夢は。

(犬山南高校卒業生 松山水樹さん)
「就職するんですが、それでもeゲームは続けて世界1位をとるのが目標です」

卒業生たちは、将来への期待を胸に笑顔で学び舎を後にしました。