富山県の県立高校の一般入試まで1週間をきりました。本来、受験の時期にはピークを過ぎるとされるインフルエンザが、未だ警報レベルに迫っています。医師は「今がピーク」としていますが、新型コロナとの同時流行で、これまでの流行時期を超えて感染が長引くおそれもあります。

今月8日と9日の高校入試に向け、受験勉強はラストスパート。そんななか、気がかりなのがインフルエンザです。

富山県内ではインフルエンザの患者数が年明けから急増し、県によりますと1医療機関あたりの報告数は先週は29・85人警報レベルの30人とほぼ同水準となりました。

この患者の85パーセントは、15歳未満の子どもで、富山県内では去年12月から小中学校などのべ159の施設で休校や学級閉鎖の措置がとられています。


生徒数が1000人を超える富山市の堀川中学校では学級閉鎖などはありませんが、3学期から空気中の二酸化炭素が増えると警報が鳴る機器を設置。これまで通りの感染症対策を続けています。


堀川中学校 豊島寿郎教諭:「インフルエンザとかコロナということにおびえるわけではなく、今まで通り日常を大切にして、悔いなく勉強して、受験に臨んでほしいと思っています」















