ウクライナ情勢をめぐって激しい議論が行われたG20=主要20か国の外相会議は、欧米側とロシアなどの対立によって、共同声明の発表が見送られました。
2日に閉幕したG20外相会議ではウクライナ情勢が主な議題となり、西側諸国からロシアの侵攻を非難する声が相次ぎました。これに対し、ロシアのラブロフ外相は「違法な制裁を止める必要がある」と述べ、欧米の制裁を批判しました。
結局、共同声明の発表は見送られましたが、議長国のインドは「参加国の意見に相違点があった」との表現にとどめ、友好関係を築くロシア側への配慮もにじませました。
こうしたなか、アメリカのブリンケン国務長官はロシアの侵攻開始以降、初めてラブロフ外相と対面で話をしたことを明らかにしました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「国連の会合やG20外相会議で多くの国が訴えたことをラブロフ外相に伝えました。『この侵略戦争をやめろ』と」
会話は10分に満たない短い時間で、ブリンケン長官はウクライナが示している10項目の和平案に基づく外交交渉をアメリカが支持する姿勢を示すとともに、和平の実現に向けて外交交渉に応じるよう呼びかけたということです。
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