先月、宮崎県都城市の温泉施設で高齢の男性が心肺停止になりましたが、そこに偶然居合わせたのが2人の男性。
実は、この2人、来月から消防で働くことが決まっている、「救急救命士の卵」だったのです。
とっさの判断で心肺蘇生にあたり男性の命を救いました。
都城市宮丸町の温泉施設「幸福温泉HappyYou(ハッピーユー)」。

先月6日、サウナから出た70代の常連客の男性が突然、心肺停止で倒れました。
そこに偶然居合わせたのが、ともに地元出身の23歳、内田颯輝さんと皆吉泰誓さんです。

(内田颯輝さん)
「着替えたりいろいろ準備をしていたら、中から入っているお客さんの方が『こけた!こけた!』と走って出てきて、中を見たら全然動かない男性が倒れていた」

(皆吉泰誓さん)
「大学時代にそういう経験を積んできましたので、絶対に救いたい一心で現場にとりついた」
