宮崎県木城町の比木神社に新たに飾られた天井画、先日、この天井画を描いた人たちが集まる催しが開かれました。

300枚にも及ぶ「令和の天井画」、それぞれの絵に込められた思いとは。

天井画を描いたのは一般募集で集められた人々

およそ1800年前に建立された木城町の比木(ひき)神社。
拝殿の天井には140年以上前に描かれた天井画が飾られていましたが、色彩が薄れたこともあり、去年12月に張り替えられました。

2022年撮影


その天井画を描いたのは一般募集で集められた人々。
この日、描いた人を招待してお披露目会が行われました。
それぞれの絵に込められた思いを聞きました。

小学5年生の女の子
「あった!(Q.何の絵?)さくらの花です。
さくらがきれいだから、さくらがいいかなと思って。さくらの形、花の形がちょっと難しかったけど、頑張って描いた絵だから、しっかり見てもらえたらうれしい」

19歳の女性
(記者)「今おいくつですか?」
「19歳です。ホームページとか見て知ってから応募しようかなと思って」

この春から社会人2年目というこの女性が描いたのは、ウグイス。

「春らしい、神社にあったような感じで想像して描きました」


魚が大好きで、毎日、図鑑を読んでいるというこちらの男の子が描いたのは・・・

小学3年生の男の子
「クマノミの絵です。初めてクマノミを見た時鮮やかなオレンジ色がきれいで書きたいと思った。たくさんのきれいな絵に囲まれてクマノミも嬉しそうだった」

(母親)
「ずっとずっと子供も孫もつれてきて何度も何度も見せてあげたいなと思いました」