「仙台せり」の産地、宮城県名取市で2日、セリを使った給食が市内の小学校でふるまわれ、児童たちが、地元特産の味を楽しみました。

このうち全校児童950人の名取市立増田小学校でも、セリを使った給食が出されました。

名取市内で収穫された「仙台せり」を細かく切って、ニンジンや豆腐などと一緒に煮た「かき玉汁」。児童たちは、独特の風味や歯ごたえを楽しんでいました。

6年生の児童:
「シャキシャキして色もあるので、見栄えもよくてすごくおいしいし、とても食べたくなるような汁」
「セリ独特の味がした。名取市のものが入っていて、地域の味がした」

名取市内の生産者でつくる組合では、子どもたちにおいしさを知ってもらおうと、2021年から「仙台せり」を学校給食に無償で提供しています。

今回は、28キロが提供され、きのうときょうで名取市内の15の小中学校の子どもたちが味わいました。