G20外相会合はウクライナ情勢などをめぐる実質的な討議が始まります。ロシアが外交的な孤立を避けようと動く中、各国の対応が注目されます。

インドで開幕したG20外相会合には、アメリカやロシア、中国など幅広い国が参加していますが、日本の林外務大臣は国会審議を理由に欠席しています。

日本時間の正午すぎから始まる討議の主な議題はウクライナ情勢で、議長国のインドはエネルギーや食糧の安定確保などに向け、各国の協調を求めたい考えです。

一方、会合に先立ちロシアのラブロフ外相はインドやトルコ、ブラジルの外相らと積極的に会談。外交的な孤立の回避を図るとともに欧米の対ロ制裁を改めて批判していて、国際社会での対立がさらに深まる懸念もあります。