高知市議会3月定例会が開会し、観光振興策と災害対策を柱とする1485億円の当初予算案が提出されました。

(岡﨑誠也 市長)
「共に寄り添いにぎわいを取り戻す『新しいステージ』へ、をテーマに『新型コロナウイルス対策』『高知市型共生社会の実現』『南海トラフ地震対策』の三本柱に、新たに『街のにぎやい創出と産業活性化』を加え、施策を着実に推進する予算を編成いたしました」

高知市は1日に開会した市議会3月定例会に1485億円の新年度当初予算案を提出しました。高知市文化プラザかるぽーとの改修工事が終わったことなどから、今年度より25億円少なくなっています。このうち観光振興策として連続テレビ小説「らんまん」に合わせたイベントや、今月4日にグランドオープンする桂浜公園の整備費用などに3億円。事前復興まちづくり計画の策定など、南海トラフ地震対策に98億円を計上しています。このほか、妊娠期から出産・子育てまでの支援や、集落活動センターなど市民による地域活動への支援なども盛り込まれています。

高知市議会3月定例会は3月23日まで開かれます。