高知南高校と同じく、高知国際高校への統合で最後の卒業式となった高知西高校では、生徒たちが校内にタイムカプセルを埋めました。2042年の開校記念日に開ける予定だということです。


タイムカプセルの設置には生徒会長を含む高知西高校の3年生8人が参加しました。カプセルには3年生268人が書いた将来の自分に宛てた手紙と保護者や教職員からの手紙が入っています。生徒たちはシャベルを使って、様々な人たちの思いや願いが込められたタイムカプセルを丁寧に埋めていきました。

また、高知西高校の開校65周年を記念して校内に「ソメイヨシノ」が植えられました。

(卒業生)
「(コロナ禍で)いろんなことが制限された中でみんなで協力して、ホームマッチや体育祭ができたのがこの時世だからこそできた時の達成感がすごかったので、それが思い出です」

「校舎がそのまま残ってくれるし最後にタイムカプセルを埋められた思い出が残っているので(高知西高校が)なくなるのは悲しいですけれど思い出がたくさんあるので大丈夫です」

「20年後の自分への気持ちを手紙だけじゃなくて気持ちも一緒にタイムカプセルに乗せて土の中に埋めたのでまた20年後、開けた時にその気持ちがよみがえってくるのが楽しみです」

「寂しさも残りますけれどここで一区切りということで新しい時代を高知国際高校の生徒さんには作ってほしいと思います」

タイムカプセルは20年後の高知西高校開校日に合わせ、2042年6月28日に開ける予定だということです。