中国からの入国者に対する新型コロナの水際措置がきょうから緩和されました。

中国でコロナの感染が急拡大した去年12月以降、政府は臨時の水際措置として、中国からの入国者に対し、「陰性証明書」の提示と入国時の検査を義務づけていました。

ただ、中国からの入国者に占める感染者の割合が減っていることなどから、政府はきょうから水際措置を緩和し、入国者の一部に限って検査を行うサンプル調査に切り替えました。

また、これまでは中国からの直行便は成田・羽田・関空・中部の4空港に限られていましたが、それ以外の空港への到着も認めるということです。

一方で、陰性証明書の提示は引き続き求めることにしていて、政府は中国の感染状況などを踏まえ、措置をさらに緩和するかどうか検討していくとしています。