中国共産党の重要会議「2中総会」が28日、閉幕、習近平国家主席に権力を集中させるための改革の重要性が強調されています。

総会では、3月5日に開かれる全人代=全国人民代表大会に提案される首相人事などを採択しました。新たな首相には、上海市トップをつとめた李強氏が就任するとの見方が強まっています。

また、習氏により権力を集中させるため、党と政府の機能を統合する改革案なども議論。

香港紙は「公安省とスパイ摘発を担う国家安全省を政府から外し、党の直轄にする」と報じていて、より党の権限が強化される可能性が出てきています。