春らしい陽気の中、高知市の宗安寺では3年ぶりに「春の大祭」が行われ賑わいました。
暖かな日差しの下、高知市の宗安寺では伝統の「春の大祭」が行われました。200年以上前から行われている伝統の祭りですが、新型コロナの影響でおととし・去年は中止となり、3年ぶりの開催です。
境内で行われたのは「護摩祈願(ごまきがん)」。積み上げたヒノキの葉に火をつけ、家内安全や無病息災などを祈祷します。「護摩祈願」で燃えた炭の上を歩く名物の「火渡り」は行われませんでしたが、3年ぶりに戻ってきた大祭の賑わいに訪れた人からは喜びの声がきかれました。
(訪れた人)
「コロナの影響で大祭ができなかったけど、よかったです。開催できて」
「(Q.どんなお願いを)身体健康、それからコロナが早く終息してくれるように」
(宗安寺 藤原明源 住職)
「3年ぶりということで、やっとできた。多くの『やってほしい』という声があり、住職としても大変安堵している。やってよかった」
宗安寺では、来年の大祭では「火渡り」を含む全ての儀式を行いたいとしています。














