電気料金の値上げを国に申請している四国電力は、値上げの開始時期について「申請している4月1日にこだわらず、理解を得ることに努めたい」という考えを明らかにしました。
四国電力の長井社長が会見で明らかにしたものです。四国電力は燃料費の高騰などから、香川県では約22万世帯が対象となる一般家庭用の電気料金などについて、4月1日から平均で28%の値上げを申請しています。一方で今月(2月)24日、岸田総理が「4月という日程ありきではなく厳格な審査を行う」よう求めたことから、四国電力としての方針を示したものです。
(四国電力 長井啓介社長)「スケジュールありきではなくて、しっかりと説明してご理解を得るように努めたいと考えております」
また同時に求められた経営効率化について四国電力は、「今後についても先取りして示しており、審査の中で説明を尽くしたい」としています。