宮城県産ホヤの台湾への輸出を目指そうと、県は現地のシェフを招きました。県内を訪れたシェフは27日、南三陸町の養殖施設を視察しました。
南三陸町を訪れたのは、台湾でレストランを営むシェフら6人で、漁船に乗り、志津川湾内にあるホヤの養殖施設を視察しました。

県産のホヤは震災前は生産量9000トンのおよそ7割を韓国が輸入していました。

しかし、震災後、韓国が輸入を規制したため販路を失い、海外での販路拡大を目指し、2017年度からアメリカやベトナムでプロモーションを行ってきました。今回はホヤに関心を持ったシェフを台湾から招きました。

台北市「大復人家」蔡承宏シェフ:
「台湾でもいっぱい海産物はありますが、ホヤみたいな味は全然ない。(ホヤを)初めて食べた時にびっくりして、中華料理に合ってると思い今回来ました」

28日は石巻市水産総合振興センターで、台湾のシェフが考案したホヤの料理の試食会が開かれ、台湾へのホヤ輸出に向け、意見交換することにしています。














