家庭環境などに問題を抱える子どもが、学習や食事の支援を受けながら放課後を過ごすことができる施設が宮城県岩沼市に完成し27日、開所式が開かれました。
岩沼市に完成したのは「子ども第三の居場所いわぬまきち」です。

この施設は仙台市のNPO法人「アスイク」と日本財団、それに岩沼市の三者が協定を結び設置したものです。 生活困窮家庭など家庭環境に問題を抱える子どもたちを対象に、学習や食事の支援を提供し、安心して放課後を過ごすことが出来る「第三の居場所」を目指します。


NPO法人「アスイク」大橋雄介代表理事:
「孤立していたり居場所がない子どもや保護者に、役に立つような必要とされる場所になっていくことが大事」

施設の利用対象は、岩沼市内に住む小学生で定員は20人です。施設は来月1日から少人数の子どもたちを対象に運営を始め、今年4月に正式にオープンします。