来月11日で東日本大震災発生から丸12年となります。宮城県内沿岸部の15の自治体のうち、5つの市と町ではことしも式典などを執り行い、犠牲者を追悼します。
県は、毎年3月11日を「みやぎ鎮魂の日」と定め、東日本大震災の犠牲者に追悼の意を表すとともに震災の記憶を後世に伝え、復興を誓う日としています。
県のまとめでは、県内沿岸部15市町のうち追悼式典を行うのは、仙台市、石巻市、塩釜市、東松島市、七ヶ浜町の5つの市と町です。このうち塩釜市の式典には、村井知事が出席します。

また、名取市や気仙沼市など9つの市と町では自由献花のみとします。仙台市は、犠牲者の遺族などが出席する式典と、青葉区の勾当台公園・市民広場や各区役所に献花台を設置する自由献花の2つの形態で対応します。


震災発生10年を区切りに政府主催の追悼式典が終了したことやコロナ禍などを経て、県内の沿岸自治体の対応も変化してきています。