元毎日新聞記者でジャーナリストの西山太吉さんが24日、亡くなりました。91歳でした。

西山さんは山口県出身で、1956年に毎日新聞社に入社し、政治部記者だった1971年に沖縄返還をめぐる政府の密約文書を入手し、スクープしました。

しかし、外務省の事務官の女性に漏洩をそそのかしたとして、その後、国家公務員法違反で女性とともに逮捕、起訴され、有罪になり「西山事件」と呼ばれていました。

関係者によりますと、西山さんはきのう、亡くなったということで、葬儀は家族葬で執り行うということです。