「ずっと一緒にいたかった」夫を亡くし奪われた“日常”

一方でロシア軍の攻撃はやむことなく、今も毎日のように人々の“日常”を奪い続けています。

中部・ドニプロにある集合住宅。1月、ロシア軍のミサイル攻撃を受け46人が亡くなりました。そこに住んでいたオルガさん。オルガさん自身は、子どもと外出中で無事でしたが、夫のミハイロさんが犠牲になりました。

ミハイロさんの妻・オルガさん
「頭が良くて正義感が強くて、人生を楽しんでいました。仕事と家族と子どもをとても愛してくれていました」

子どもたちのために部屋の模様替えをするのが好きだった夫。夫のいた日常はもう戻ってきません。

ミハイロさんの妻・オルガさん
「一番大切だったのは一緒にいること、健康であること、それだけでした。いつも一緒だったのに…もっとずっと一緒にいたかった」